外科診療の現状について

当院の外科では主に胃・大腸・肛門・胆道などの消化器疾患に対して診断と治療を行っています。また、乳腺疾患においては堺市乳がん検診を含む乳腺外来を担当し、乳腺疾患の診断と治療を行っています。

一方で当科では、高齢者社会の中で増加する、褥瘡(とこずれ)に対する予防、管理、処置、栄養を、褥瘡対策チームの中心として携わっています。また栄養管理面よりPEG(内視鏡的胃瘻造設術)や中心静脈留置ポートの造設も担っています。

外科担当医

植木院長
植木理事長・院長
文野副部長
文野部長

手術件数

下の図1は開院以来の手術件数を示しています。年間約50~100件の消化管を中心とした手術を行っています。

その主な疾患は、胃がん、大腸がん、胆石症(腹腔鏡手術他)、直腸がん、虫垂炎、肛門疾患、乳腺疾患、ヘルニア(脱腸)などで、一方日帰り手術として、粉瘤腫(アテローム)、脂肪腫、疣贅(イボ)、黒子(ほくろ)、陥入爪(巻き爪)なども行っています。

外科手術年次推移

肛門疾患手術推移