病診連携ネットワーク

第8回 堺・黒土病診連携ネットワーク

 

平成29年3月18日土曜日に当院主催の第8回堺・黒土病診連携ネットワークを開催致しました。この会は当院と地域の先生方を結ぶ大切な勉強会です。今回も多くの先生方にお越し頂き盛況のうちに終えることができました。

当院からは循環器内科の河本部長が当院での心臓カテーテル検査の紹介をさせて頂き、岡崎副院長は「HIV感染患者への医療と看護」について当院での取り組みを発表いたしました。ポスター発表では肝胆膵内科、外科そして看護部の発表を行いました。

特別講演には福井大学医学部の山内高弘教授にお越しいただき、「がんの話・痛風の話」というタイトルで講演いただきました。織田信長のスライドを指して、『痛風は日本には無かった病気?!』と語られました。しかし今では30歳代の男性の約1/3は高尿酸血症を発症しているのだとか・・・この違いにはやはり食事内容、生活習慣が大きく関与しているようです。発症すると耐えられない痛みに苦しむ痛風。新しい薬剤の開発と高尿酸治療の最新のガイドラインについてお話しいただきました。また最近では高尿酸血症と循環器疾患との関連も示唆されているというお話も興味深いものでした。

■診療科案内

座長 : 内科副部長 田中淳二

当院におけるHIV感染患者の医療と看護
演題1当院の循環器内科におけるカテーテル検査と治療循環器内科部長 河本 巖
演題2呼吸器内科部長 岡崎 浩

■特別講演

座長 : 院長 植木孝浩

がんの話・痛風の話福井大学医学部病態制御医学講座内科学(1)教授 血液・腫瘍内科科長
山内高弘 先生

■ポスター発表

当院の肝胆膵内科での肝炎治療の経験 肝胆膵内科 医長 寺垣 聡
治療に難渋した後腹膜膿瘍の一例 外科部長    文野峯健
院内看護研究発表会から優秀演題の供覧
心臓カテーテル検査がはじまって -安全な検査にするためにー

看護部 外来  東中川美智子

参加いただいた先生方、ご協力いただいたスタッフ皆々様に感謝を申し上げます。本当にありがとうございました。